【入門編】役所調査とは?8つの調査項目をわかりやすく解説

6. ライフライン(電気・ガス・上下水道)

監修者

宅地建物取引士
荒川 竜介

新卒から合計4年半不動産仲介の現場に従事。 その後、マンションリサーチ社の執行役員を経て、2018年12月にミカタ株式会社 代表に就任。実務者目線で「使える情報」の発信に重きをおいています。実務者目線で「使える情報」の発信に重きをおいています。

監修者

宅地建物取引士

荒川 竜介(プロフィール)

「ライフライン」「電気ガス水道」「水光熱」、このあたりの呼称は日常生活では身近な表現ではないかと思います。なのでこの資料内でも見出しの表記は「ライフライン」としていますが、不動産の実務ではあまり使わなかったりします。上記の呼称はいずれも「供給網」という意味合いが強いように思いますが、不動産業においては「水道」というと「下水」の話もありますので、供給以外の側面も強いからかもしれません。

この調査項目では、対象となる物件のライフラインについて、現状を詳しく調べ「なにを・どのように・いくらで利用できるか」説明できるようにする必要があります。また、考えられるリスクを洗い出しておくのも非常に重要な作業です。例えば「水道管が古く細すぎるので、太いものに交換しなければ生活に支障がありそう」とか「現状の水道管がお隣の敷地を経由しているのでそのまま使えない。工事で新しく設置する必要がある」といった情報です。

ただ、ライフラインついては都市部のマンションですと「使えて当たり前」という側面も強く、都市部では詳しい調査経験がない方も少なくありません。都心勤務・マンションがメインの場合は学ぶ優先度は低い調査項目でしょう。

監修者

宅地建物取引士
荒川 竜介

新卒から合計4年半不動産仲介の現場に従事。 その後、マンションリサーチ社の執行役員を経て、2018年12月にミカタ株式会社 代表に就任。実務者目線で「使える情報」の発信に重きをおいています。

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