マスターリースを解約し、入居者と直接契約にする

対象不動産は、別添◯年◯月◯日付◯◯契約(以下この契約を「マスターリース契約」という。)にもとづき、対象不動産の転貸を目的として賃借人◯◯(以下「賃借人」という。)に賃貸されています。前記マスターリース契約にもとづき、賃借人は上記占有者との間に賃貸借契約(以下マスターリース契約解約までの間の当該契約を「転貸借契約」という。)を締結し、上記占有者△△(以下「現転借人」という。)に対象不動産を転貸しています。今回の取引は、売主がマスターリース契約を解約し、転貸借契約における賃貸人としての地位および権利義務を賃借人◯◯から承継したうえで、現転借人△△との賃貸借契約の負担付で売買するものです。買主には、所有権移転と同時に売主の賃貸借契約における賃貸人としての地位および権利義務の一切を承継していただきます。この承継に伴い、賃貸借契約に基づく現転借人に対する敷金ならびに敷金返還債務も売主から買主へ承継します。