荒川と江戸川の流域に位置する東京東部の5区(墨田区・江東区・足立区・葛飾区・江戸川区)は、大規模水害による犠牲者ゼロの実現を目指し、「江東5区大規模水害ハザードマップ」および「江東5区大規模水害広域避難計画」を公表しています。当該ハザードマップは、荒川と江戸川の浸水想定区域図(各河川の想定最大規模の降雨《荒川:流域の3日間総雨量632mm/江戸川:流域の3日間総雨量491m》を前提とする)を重ね合わせて作成されており、大規模水害が発生した場合の浸水の危険性を区民に告知し、区民各自に避難行動の検討を促すのを目的として作成されています。対象不動産周辺は「洪水浸水想定区域」であり、最大浸水深は「◯m以上◯m未満」「(浸水深50cm以上の)浸水継続時間は◯以上」と評価されています。前記の広域避難計画には、大規模水害時における広域避難の必要性、対象者、避難方法、および避難勧告・指示の発令基準等について定められています。詳細は別添『江東5区大規模水害ハザードマップ』をご参照ください。