パレステュディオ虎ノ門｜役所調査レポート

対象不動産

■物件名
　パレステュディオ虎ノ門

■住居表示
　東京都港区虎ノ門3-14-9

■地番：107番地1、107番地2
■敷地面積：655.45㎡
■延床面積：3436.37㎡
■建築年月日：平成15年8月26日
■構造：鉄骨鉄筋コンクリート・鉄筋コンクリート造陸屋根・ルーフィング葺
■階数：11階建

調査概要

今回の調査先一覧

所要時間

約1時間

事前準備

印刷した資料

• 住宅地図
• 全部事項 土地・建物
• 公図
• 測量図

オンラインで確認したこと

• 都市計画図
• 道路関連資料（建築法上の道路種別、道路番号・幅員 等）
• 埋蔵文化財の包蔵地か？
• 電波法
• 航空法（羽田空港）
• ライフライン（水道管、下水道管、ガス管）
• ハザードマップ各種

窓口で取得した資料一覧

港区役所

• 6階
  • 建築計画概要書（建築課 建築事務係）
  • 台帳記載事項証明書（建築課 建築事務係）
• 5階
  • 道路台帳現況平面図（土木管理課 土木管理係）
  • 土地境界図（土木管理課 土木管理係）

注意点・苦労したこと

今回の物件は日影規制が少しややこしく、調査時にも混乱したので履歴を残しておきたいと思います。
調査対象地を都市計画図上で確認したところ日影規制の対象ではなかったので「日影規制なし」という結果をメモに残し調査を進めていきました。しかし、建築計画概要書を取得したところ「東側隣地 日影規制区域」と記載されていました。

その時点では詳しい状況がわからなかったため、一度持ち帰って社内で相談したところ「日影規制は物件の影が落ちる範囲に対象となる地域があれば規制対象になる」ということがわかりました。たしかに今回の物件は周辺に複数の用途地域が混在していて、影ができる恐れのある範囲に対象地とは異なる用途地域が存在しています。

当該物件の日影図までは入手できていないため詳細の確認はできておりませんが、概要書の内容から推測するに、恐らく建築当時は東側が日影規制の対象であり、その規制を受けて建築されたものと思われます。ちなみに、念のため改めて東側隣地の「第一種住居地域」を確認しましたが調査時点においては「日影規制なし」であり、そのさらに東側の「第二種住居地域」においても日影規制は確認できませんでした。これまでに規制の内容に変更があったのかもしれません。