対象不動産
■物件名
コンシェリア浜松町MASTER’S VILLA
■住居表示
港区浜松町1丁目7ー2
■地番:13番地2
■敷地面積:536.15㎡
■延床面積:3372.83㎡
■建築年月日:平成26年8月29日
■構造:鉄筋コンクリート造 陸屋根
■階数:15階建
調査概要
今回の調査先一覧
港区役所
東京都港区芝公園1-5-25[ Googleマップ ]
都営大江戸線・浅草線 大門駅 A6出口 徒歩5分
都営三田線 御成門駅 A2出口 徒歩5分
JR山手線・京浜東北線 浜松町駅 北口 徒歩10分
所要時間
約 1 時間
事前準備
印刷した資料
- 住宅地図
- 全部事項 土地・建物
- 公図
- 測量図
オンラインで確認したこと
窓口で取得した資料一覧
港区役所
- 6階
- 建築計画概要書(建築課 建築事務係)
- 台帳記載事項証明書(建築課 建築事務係)
- 5階
- 道路台帳現況平面図(土木管理課 土木管理係)
- 土地境界図(土木管理課 土木管理係)
- 8階
- 指定作業場 一覧(環境課 環境指導アセスメント係)
注意点・苦労したこと
対象不動産は各種の斜線制限について、通常とは異なる点がありましたので要注意です。
用途が商業地域なので、通常であれば「道路斜線」と「隣地斜線」の対象となるはずですが、いずれも対象外になっていました。まず「隣地斜線」ですが、港区では「商業地域かつ容積率が600%以上の区域では隣地斜線制限を適用しない」としています。
※参考資料:港区「特定行政庁(区長)が都市計画審議会の議を経て指定した区域の容積率及び斜線制限」参照日2023/5/24
次に「道路斜線」については、天空率(建築基準法第56条第7項の規定による特例)の適用を受けて建築された建物であり、概要書に「不適用」との記載がありました。ちなみに「商業地域かつ防火地域・耐火建築物」なので建蔽率の緩和も利用可能であったはずですが概要書を確認するに、建蔽率の緩和措置は受けていないようです。恐らく、天空率を利用して高さを最大限に伸ばすことを優先したのではないかと思われます。